世界第三位という広大な排他的経済水域を持っている

キリバスは太平洋上赤道付近に350万km²にもわたって点在する33の環礁からなっている人口は102,351人の国家です。主とはタラワにあり、人口は102,351人となっています。

キリバスの経済状況に関しては、2004年度のGDP(PPP)が7,900万ドルで、これは世界192位となっています。

燐酸塩の鉱床が1979年に枯渇し、熟練労働者が不足していることや、インフラが整っていないこと、さらに国際市場から遠く離れていることが要因となり、近年の経済状況は芳しくありません。

イギリスの植民地時代にはリン鉱石が採掘できたので、その売り上げの一部を積み立てて基金を作り、投資、運用しており、それで現在の赤字分を補填している状態です。

キリバスの農業に関しては、農業用地が国土の半分を占めています。農業従事者は人口の10%で、約1万人います。生産物は、タロイモやバナナもありますが、より多く生産しているのは、輸出に向けに加工するココナッツです。

このココナッツを加工して、コプラにして輸出しています。コプラとはココナッツの実の胚乳を乾燥させたもので、約40~65パーセントの良質脂肪分を含んだ食物です。

このコプラの輸出がキリバスの輸出全体の65%近くを占めています。その他の輸出品は魚介類が約20%、野菜が8%などがあります。

また、主な輸出先は、バングラデシュが5割を占め、アメリカ、マーシャル諸島、デンマーク、香港などが続きます。

逆に輸入しているのは、機械 、穀物、石油製品、電気機械、肉類などで、主な輸入相手国は、オーストラリアが約4割を占め、フィジーや日本、アメリカ、中国などが続きます。

輸出額に対して輸入額が遥かに上回る貿易赤字となっています。

この他の産業としては観光産業が盛んで、大きな収入源となっておりGDPの5分1を占めています。また広大な世界第三位という広大な排他的経済水域を持っているために、外国漁船から入漁収入を得ています。

これがかなりの額になり、政府の総収入の3割を占めるまでとなっています。もちろん、その中には日本の漁船も多数含まれています。

しかし、貿易赤字が非常に大きいために、海外からの財政支援がなくては、経済は成り立たない状態です。

日本を中心に、オーストラリアやニュージーランド、さらのは台湾などからのも財政支援を受けており、その額はなんとGDPに対して、25%から50%も占めている状態です。